自己啓発本を読む男性
いらすとや より

みなさんこんばんは、ぼくです。

ぼくは、大体毎日数ページでも本を読んでいる。ジャンルは色々。

その中で、いわゆる自己啓発本も読んでいる。といってもごく一部だけど。

自己啓発本、みんなはどう思うだろうか?怪しい?啓発される?

中には、「自己啓発本は読まない方がいい」という人もいるが、これは果たしてどうなのだろうか。メリット、デメリットを考えてみる。

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自己啓発本のメリット1:自分のことを考えるようになる

これは、否が応でも考えるようになる。

「あなたはできる」「自分の人生を生きていこう」「夢は実現する」などと書いていることが多いので、自分のやりたいことや、自分自身のことについて考える機会になる。

今現在サラリーマンで体も心も忙しくしている人にとって、人生を見つめなおすためのいい機会になるのが、自己啓発本ではないだろうか。

自己啓発本のメリット2:今まで見えなかった世界が見えるようになる

先ほどの文章の続きのような感じになるが、いままでなんとなくしか見えていなかった、もしくは全く見えていなかった別世界を垣間見ることができる。

本田健さんの「ユダヤ人大富豪の教え」など、初めて読んだときは衝撃だった。

「世の中にお金持ちがいることは知っていたけど、こんな風なのか!」と思ったものだ。

自己啓発本は自分の住む世界の狭さ、そして外の世界の広さを教えてくれる。

自己啓発本のデメリット1:読むだけで行動した気になってしまう可能性あり

これはいろんな成功した人が言っていることらしいが、なぜ自分の成功した道筋を教えるのかというと、「9割の人は話を聞いて知っても実際にはやらないから」だそうだ。

すごい世界があることはわかった。自己啓発本を読んでその思考力も身についた。でも、そこで終わってしまう人が何と多いことか。読むことで、満足してしまうのだ。

これは、具体的な方法が書かれていないが故に、なにをしていいのかわからないから行動しない、というのもあると思う。自己啓発本というのは、「考え方」、つまり戦略の本だからだ。

自己啓発本のデメリット2:本自体が多すぎてどれがいいのかわからない

世の中に自己啓発本と呼ばれるジャンルの本は果たしてどのくらいあるのだろうか。数えたことはないが、数千冊はあるのではないだろうか。

これらをすべて読むことはできない。5億年ボタンでもあれば読めるかもしれないが、そんな時間はぼくたちには存在しない。

だから選ばなければいけない。

ひとつだけ注意することは、「間違っている本は無い」ということだ。それぞれの著者が。それぞれの正しいと思ったことを綴っているのが本というものだ。どれが自分に合うかはわからない、そこだけの問題だ。

ぼくからのススメ:自己啓発本はロングセラーの本を買い、そして行動に少しずつ生かしていこう

ぼくから皆さんに進めるとすれば、それは「ロングセラー」の自己啓発本を買おう、ということ。ベストセラーではないことに注目してほしい。

ベストセラーというのは、その時代で売れたのかもしれないが、この次の10年で役立つかどうかはわからない。

対してロングセラーというのは、未来はわからないが、少なくともこれまでの何十年という時代を生き残ってきた本なのだ。つまり、いつの時代でも読まれてきた本ということがわかる。

調べ方は簡単。本の最後の「初版発行日」と、「何刷されているか」を見ることだ。ロングセラーの本は、初版が古く、50刷を超えていることが多い(再編したりして新しくなっていることはあるが、その時は最初の前書きなどを見れば最初の年がわかったりする)。

ロングセラーの本は、すぐには役に立たないことが多い。実践的ではない。

ところが、人生を生きていくうえでの指針が書かれている。

こういう本を読むことが、本当の「自己啓発」になるのではないか。

ぼくは、そう思う。

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